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へこたれた野菜を見て、人間もへこたれた

 週初の猛烈な雨から、暫くしのぎ易い日が続いたが、また、耐えがたい暑さが戻ってきた。毎夕の野菜の水やりが大変だ。この猛暑に負ける野菜がでてきた。
 既に高温を経験したキュウリは生理障害を起こし、奇形果ができ易く、終末を迎えている。草勢低下も考えられるので、追肥してもうしばらく頑張ってもらう。自然発芽による栽培では買い苗に比べて少し遅くまで収穫が伸びるので、毎年、お盆頃まで収穫できる。平均気温25℃が適温だが、今年の異常に暑い気温が成長を攪乱している。
晩期のキュウリ晩期に現れる、尻すぼり果と曲がり果

 同じく高温に弱いインゲンマメは新しいツルを伸ばす元気がなく、花の数が少なくなってきた。毎日がインゲンの日々で、そろそろ終りにして欲しいくらいなので丁度良かったか。今年はカメムシが大発生して、一度農薬を散布した時は小さな虫は退治できたが、成虫は農薬が効かず、今も毎日10匹ほど踏みつけている。
 ナスは大きく成長したものの実の成りが遅い。3~4個/日しか収穫できない。虫は退治したんだが。木の成長が遅かった上に高温になり、木も一服状態のようだ。
きれいなナスまだきれいなナス、昨日が5個、今日が2個収穫。
ナスの木ナスの木、穴だらけの葉もある
 トウモロコシは終了。44本の内、数本は小さな実をつけただけで成長せず、他は立派な実と呼ぶほどには遠く、アワノメイガに食われ、店頭に並べるような無欠は2本しかなかった。しかし、味は甘くうまい。キュウリとインゲンは敬遠していた息子が、トウモロコシだけは喜んで持って帰った。
 カラスに荒らされたスイカはその後、4個ほど実を付けたが、葉が萎れてきた。照りつける日差しに、水分を吸い上げる力が弱くなってきた。夕方にたっぷりと水をやると朝は葉がしゃんとしているが、夕方には枯れそうなぐらいに葉がうなだれている。早晩スイカが熟する前に木が枯れるだろう。既に、1本は枯れている。今年は意気込んでいたので、残念だ。
しおれたスイカの葉しおれたスイカの葉、いつまで持つか。

 肝心のトマト。まだ青々しているが、今日嫌なモノを見てしまった。こんなのが蔓延したら全滅だ。顔が青くなった。調べて、後日、報告しよう。
好調なピーマンピーマンが好調で去年より生育が良い。
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[ 2014/07/31 23:03 ] 野菜 | TB(0) | CM(0)

暑さは最高潮、猫もぐったり

 猫が暑さに参って意味不明な鳴き声を上げている。とにかく暑い。
 梅雨明けと共に一挙に蝉が地上に現れ、大合唱の毎日だ。至る所で蝉の抜け殻が放置され、よくこんなところへ登ってきたなというアブラゼミの抜け殻がある。二連梯子のひもに自転車を伝って、地上1.5mの所で脱皮している。(ひもを自転車の上で手繰り寄せていたため)
 早朝はクマゼミがよく鳴き、ニイニイゼミとアブラゼミが日中を通して元気よく鳴いている。アブラゼミは輪唱タイプで「じりじりりりり・・・」と数匹が鳴くのはまだ耳に心地よいが、これが大挙して競って鳴くと騒音になる。しかし、その蝉しぐれの音が降る近くにいると、時として静かな中に身を沈める境地に似て、無我の境地になれる。
 ただの、暑さで頭がボーとしているだけなのかもしれないが。
 庭に今年も桔梗が咲いた。うすい青色の花は涼やかだ。少しは暑気払いができる。
 今朝は曇り空から激しい雨が降った。丁度雨が欲しかったところで木々も一息ついたようだ。
 これから、お盆まで厳しい暑さが続く。短い夏を楽しもう。
桔梗2014
[ 2014/07/27 15:40 ] 自然 | TB(0) | CM(0)

トマトはまだかいな

 久し振りの青空が目に眩しく輝く、蒸し暑い。夕方に、これも何日ぶりかに野菜に水をやった。やっと、ナスが採れだして、十分な水が必要である。4月から、もたもたと始めた野菜づくりも、トマトの生育を待つのみとなった。(あぁ、あと、スイカは期待薄)トマトは未だ小さな実の状態であるが、第3花房形成段階で生理障害が発生した。(これは、後ほど記録しよう)これ以後の生長をどう回復するか、方策は一つある。(後日結果を報告しよう)
青々しいトマト
 早く自家製トマトを食いたい。まだ、直径5cmぐらい
アイコ2014
 買った同一品種のミニトマト2本が品種が異なる。こちらは「アイコ」、他は丸い品種であった。

 滋賀県知事選挙は自民が辛うじて勝つかと期待したが、民主系の三日月氏が当選した。嘉田さん肝いりの人であって、滋賀県人は義理堅いというか、嘉田さんに好意的な人がすべからくなびいた結果である。
 嘉田さんの人気にうまく乗ったわけだ。それに反して、小鑓陣営は原発稼働は国政が決めることなので、争点にしないと口をつぐんだ。原発稼働の裁量権は原発設置県が判断を下せるが、滋賀県は福井県へ稼働に対する意見を具申できるだけだ。だが、住民はその成り行きを注視しているので、将来の方針への意思表示は必要であった。
更に、小鑓候補に逆風になったのが、閣議決定した集団的自衛権行使である。自民に好意的な人でも、この件では嫌だと頭の隅にある人は反対票を投じただろう。1万3千票差で破れた小鑓氏は知名度が低過ぎたが善戦した。

 今までの嘉田知事の成果は何か。あちこちの催事に出席する知事を見るが、地方政治が理解できていない私にはよく見えていない。三日月氏の奮闘や如何に。
[ 2014/07/15 21:47 ] 野菜 | TB(0) | CM(0)

ヤマモモのジャム作りに悪戦苦闘

 去年、スモモのジャムを作って気を良くした私は今年はヤマモモのジャムを本格的に作ってみた。
 ここ10日ほど一日おきぐらいに時間を取って、煮込み、種取り、煮詰める、瓶詰めの工程を二回繰り返し、3瓶プラス2瓶のジャムができた。
ヤマモモジャム2014

 砂糖はヤマモモの量(大ざる2かご分)から目分量で3瓶作った分で250グラムを使用して未だ、酸っぱさが残る。やはり果物本来の味は残した方が良いので砂糖は控えめにした。更に、糖尿を恐れる家系なので人一倍、糖分は控えめ、少な目に。
 ヤマモモには小さな種があり、これを取り除くのが一苦労である。一回分でも1時間以上かかる。これと、煮詰める作業がつきっきりになり、自動ジャム作り機械なんて手離れできる便利なものを誰か発明してくれないかなぁ。
 煮込みに水を入れる人がいるが、一切いらない。水分を飛ばすので余計な時間と熱量がいるだけだ。
 ちなみに我が家のヤマモモの品種は「森口」で5本あるうちの2本が雌株でその中の1本がよく実をつける森口である。あと1本の雌株は野生種のままで、実は食べることはない。
 このヤマモモの色を見るといかにも、アントシアニンが一杯入ってますよと言わんばかりの毒々しい濃い赤色をしている。抗酸化作用があるので年寄りには良いかもしれない。

 もう一つ、今年は梅の出来が悪く、梅干しはやめて、全量、梅酒に漬けた。全部で3㎏ちょっとしか実が生らなかった。
梅酒2014ホワイトリカー1升に梅1.5kg以上入れてある。売っているような綺麗な梅ではないので、熟れた、黒点のきつい梅は梅ジュースにした。(左端の瓶)かすかに発酵しだした。
 昨年のスモモ酒が2瓶残っていて、なかなか消費できない。

 今日は滋賀県の知事選挙投票日。自民と非自民の戦いだ。民主系の候補者は背水の陣で臨んでいるが、結果やいかに。民主の凋落は激しく、昔の面影なし、政権を取る党ではない。しかし、今回は地方選挙なので、嘉田さんの後継だけが唯一、希望が残っているかである。
[ 2014/07/13 17:55 ] 生活 | TB(0) | CM(0)

アブラゼミが鳴いた日

 むしむしとした日が続く。不快指数百%、就寝時はエアコンがないと安眠が危うい。肩すかしの台風8号に安堵しつつ、雨風の被害に遭われた人にお見舞い申し上げる。
 野菜・果物の栽培者にとっては安心されたと思う。我が家の収穫手前のトウモロコシが大事に至らなくてほっとしている。
トウモロコシ大きくなった実がそれほど太っていないトウモロコシ
ゴマブンブン2014幹に穴をあけて汁を吸うゴマカナブン、逃げようともしない。

 キュウリが毎日15本ほど採れるが今年は去年より形がいびつだ。症状別に記録しておこう。
いびつなキュウリ左がくびれ果(くくれ果)、右が尻太り果
1.キュウリの上部や真ん中辺にくびれがあるもの
  低温多湿、乾燥・多肥が原因。一時期に多数のキュウリが一斉に大きくなると発生しやすい。多肥料を抑制する。実の肥大が一時期に集中しないように摘果する。
2.尻太り果
  草勢低下が原因で摘葉すると発生しやすい。今年はべと病が発生したため下葉を早めに取り除いたために草勢が低下した。蔓と葉が込まない様に子蔓と葉を早めに剪定したため、今までになくキュウリの畝はすっきりとしている。すっきりしすぎている。
キュウリ亜硝酸亜硝酸障害で色が変わったキュウリの葉
3.亜硝酸過剰
  葉が葉脈を残して黄化する。有機物の施用で亜硝酸が出ている。多肥と通気性の悪さが原因。当てはまるのは、前作の白菜やブロッコリーの残渣をそのまま残して耕起したのが原因である。
 堆肥化できていない未完熟の野菜くずや落ち葉は生育上問題(この場合は有機物を分解するために亜硝酸が出ている)を発生する。なのに、なぜ残したのか。土づくりの一環で野菜の残渣が腐って、土に返ることを期待したのである。浅はかであった。短時間で土に返るわけがない。
 美味しくて見栄えの良い野菜を作るには土づくりから。何年も栽培しているとどんどん土が細やかになって保水、根の通気性が悪くなる。これを解決するのが完熟たい肥の施用である。別に堆肥づくりをしているので、安直な間違ったことは慎みたい。反省。

 インゲンが今、最盛期であるがカメムシが多数発生している。同じく、やっと1個収穫したナスにはテントウムシダマシが発生して葉を食い荒らし、穴あきになった。これら害虫は見つけては手で捕って退治している。
 そろそろネットを掛けようと思っていた矢先に、大分、成長したスイカが二個ともカラスに食われた。八つ裂きにしてやりたい気分で、かなり、落ち込む。中はどうなっているか切ってみた。
スイカの中
中はまだまだ白っぽい、さぞかし甘くはなかっただろう。カラスよ反省しろ。

 既に昨日になったが、アブラゼミの初鳴き日となった。これからうるさいぐらいに蝉しぐれに会うことになる。カラスのことは忘れよう。
[ 2014/07/13 12:47 ] 野菜 | TB(0) | CM(0)

石川遼君、久々の優勝

 16番ホール第2打バンカーに吸い込まれる。しかし、遼君はバンカーからの脱出がうまい。17番ホールではグリーンエッジからの長いパットをボールの軌跡は良かったが、力が少し足らずカップ手前2、30㎝で止まってしまった。なかなか、グリーン上のボールの流れの読みは鋭い。最終18番ホールではバーディとして、首位の小田孔明を捉えた。小田孔明の最終パットは惜しかった。カップをわずかにかすめて明暗を分けた。
 プレイオフにもつれこみ、3ホール目にしてやっと決着がついた。プレイオフの2ホール目にはまたしても遼君、バンカーに突っ込んだ。いつも、ひやひやさせられる。
 今日の午後、石川遼君がセガサミーカップゴルフトーナメント優勝したのを知り、急いでTVの番組を見ると放送しているではないか。前回の優勝が1年8ヶ月前でそれ以来のTV観戦である。
 石川遼君のゴルフはいつもスロースタートで後半追い上げるタイプだが、前半にもっと稼いでくれれば、我々観衆もやきもきせずに済むのだが。やはり、米ツアーでは前半にスコアを伸ばさないと優勝は困難だろう。
 若いのに米ツアーに参戦、やりたいことに挑戦する遼君は、うちのバカ息子と同い年であるため、マスコミに登場した時から応援している。ついつい辛口になるのは、息子同然と思ってしまうからだ。一向にゴルフが上達できず、やめてしまったオヤジのたわごとと思って聞き流してくれ。
 それにしても、遼君は精神的に強い。今までの完成形のフォームをご破算にして改造に取り組むこと、後半のスコアの追い上げや、バンカーに落ちても全く動じない。いや、顔を見る限り心の中ではかなり動揺しているのかも知れない。だが、それがスイングに影響を与えない所が遼君の真骨頂かも知れない。
 がんばれ、嫁さんと応援している。
2014ヤマモモ
 ヤマモモの実、今年は大量にジャムを作ってみようと真面目に収穫した。まだ中途だが、種を取るのが一苦労。第一回目の量はこのざるの2倍を加工中。黒ずんでいる方が甘い。明るく赤いのは酸っぱくて食べられない。
[ 2014/07/06 23:55 ] 社会 | TB(0) | CM(0)

憲法第9条が平和ボケを起こす

 今日はまじめに集団的自衛権を考えてみよう。
 いつからこの国は国会で審議もせずに、与党の身内だけで物事を決めるようになったのだろうか。安倍さんはどうも国民を愚弄して、自分たち(内閣)だけがすべて決められるスーパースターだと思っているようだ。
 平和ボケした私には集団的自衛権は他人事のように興味の湧かない事案だったが、いざ、閣議決定されると知らぬ存ぜぬというわけにはいかない。
 今回の決定は憲法第9条の解釈を従来の武力行使を禁じたとされる趣旨を、例えば、友好関係にある国が武力攻撃を受けた場合、実力(武力)を行使できると、解釈変更した改憲である。
 これは確実に戦争になるわな。こちらが鉄砲を撃てば、相手側は必ず打ち返してくる。程度の低い国だと、確実に悲惨な死人が出る戦争になる。交戦にはならないというが、状況次第では武器を使用した攻撃、反撃の戦になってしまう。
 先進国で集団的自衛権を持っていないのは日本だけで二度の大戦に負けたドイツもお隣の韓国も持っている。日本は金は出すがどうして血を流さないんだと外国から言われる。日本は戦争放棄国で派兵ができないのを誇らしく思っていた。
 しかし、頑なに戦争放棄して維持している国はコスタリカぐらいしかないことを今回知った。世界の国々は戦争好きなのである。
 さて、他国が武力で攻撃を受けた時、戦いに行けと言われて行けますか。今その最戦前にいるのが自衛隊員である。彼らは覚悟しているのだろうか。心中を察する。わたしには到底できない。
 出兵を拒否したら売国奴、非国民と罵られるのだろうか。でも私は参加しない。
スイカのアカチャン
 受粉して実が付いたスイカのアカチャン。この小さいのが、このまま枯れてしまう。上手くいかないものだ。このまま育ってくれ。
生育途上のスイカ
 スイカの木に各一個ずつこの位の実が成長しつつある。約15㎝位。あとの実が続かない。
トウモロコシ
 トウモロコシが背丈を超え、雄花をつけ実をつけ始めた。ヤングコーンは野菜作りだけの特権だ。
自家苗のナスの成長
 育苗した苗もこれだけ大きくなった。花が咲いて実をつけ始めた。テントウムシダマシが発生して葉を食害している。毎回、捕殺している。
[ 2014/07/04 23:07 ] 社会 | TB(0) | CM(2)

7月だ、夏だ

 朝の陽光きらめくなかで、緑が一段と青さを増し、鳥たちは嬉々として餌を追い求める。草花はたくましく背丈を伸ばし、葉数を増やす。常緑樹の照り映える葉が生命の息吹を余計に感じさせる。
 今日から本格に雨模様で、野菜は援軍を得たりと、ナスの成長が著しい。近畿地方は京都の祇園祭まで梅雨が続き、恵みの雨を期待できる。
 7月に入って、やっと蝉の声を聞いた。か細いニイニイゼミの声であった。アブラゼミが鳴くまでにはもう少し時間が掛かるか。夏本番突入である。
 先日曜日の河川法面の一斉草刈りに参加、もちろん無償奉仕である。その反動から、体の節々が痛く、昨日ぐらいからやっと体が軽く動くようになった。加齢とともに足腰は弱る一方で、畑や庭仕事では一向に力を維持することはできない。日常の歩行程度でも駄目で、持続する運動をしない限り、よぼよぼ爺さんになりそうだ。
 「夏だ」と言っておきながら、躍動感のない文章になってしまった。
エミリア・プラター
 クレマチス”エミリア・プラター”、スカイブルーが何とも爽やか
[ 2014/07/03 18:15 ] 生活 | TB(0) | CM(0)